交通事故でよく使われる専門用語とは
交通事故の手続きや保険会社とのやり取りでは、日常では使わない専門用語が多く登場します。意味を理解しておくことで、示談交渉や補償の確認がスムーズになります。
基本的な用語
過失割合(かしつわりあい)
事故の責任を当事者同士で何対何と割合で示したもの。例:A 7:B 3(A の過失が 70%、B が 30%)。示談金の計算に大きく影響します。
物損事故(ぶっそんじこ)
人がケガをしていない事故で、車や建物など「物」に損害が出た場合を指します。
人身事故(じんしんじこ)
人がケガをした、または死亡した事故。警察への届け出や治療費の請求など、手続きが複雑になります。
治療・ケガに関する用語
治療費
病院や整骨院での治療にかかった費用。加害者側の自賠責保険や任意保険で支払われることが多いです。
通院慰謝料(つういんいしゃりょう)
ケガによって通院した精神的苦痛に対して支払われるお金。自賠責保険では「1日あたり 4,300円」が基準です。
後遺障害(こういしょうがい)
治療を続けても完治せず、身体に一定の障害が残った状態。後遺障害等級(1〜14級)に認定されると、慰謝料や逸失利益が請求できます。
保険・補償に関する用語
自賠責保険(じばいせきほけん)
すべての車に加入が義務付けられている保険。人身事故の被害者救済が目的で、補償額には上限があります。
任意保険
自賠責保険では足りない部分を補うための保険。対人・対物・車両保険など、補償内容を自由に選べます。
示談(じだん)
当事者同士が話し合い、損害賠償の内容を決めること。示談成立後は原則として内容を変更できません。
まとめ
交通事故の手続きでは専門用語の理解がとても重要です。意味を知っておくことで、保険会社との交渉や必要な手続きがスムーズに進みます。